名詞・代名詞・冠詞
名詞・代名詞・冠詞
名詞
1 物質名詞の量の表わし方
物質名詞には 直接に a , an , をとらない。また複数形にもならない。漠然とした量を表すときには some, much [a]littleなどを用いる。
定まった量を表すときには 単位や容器などを基準にした語を用いる。
▲ There is a little ink in this bottle.
(このビンの中には、インクが少しある。)
a slice[two slices] of ham (ハム1切れ/ハム2切れ)
a bucketful [three bucketfuls]of water
(バケツ1杯/バケツ3杯)
※ 抽象名詞の量(程度)の表わし方
漠然たる量(程度) → 物質名詞の場合に準じて考える
定まった量(程度) → 量や程度を表す修飾句を添える。
She has some experience. (彼女はいくらか経験がある)
a small piece of service (ちょっとした奉仕)
two bits of good luck (2つの幸運)
※ その他の程度、量のカウントできる表現句
◎ a pair of, a couple of
a pair of shoes(trousers, scissors) 「靴1足、ズボン1着、はさみ1ちょう」
◎ a couple of apples [cups, basket] 「りんご、茶わん、かご2個」
2 集合名詞
集合体を1つとして考える場合には 単数扱いとなる集合体の構成員それぞれを考える場合には 複数扱いとなる。
▲ His family is a big one. (彼の家族は大家族だ)
▲ His family were all early risers.
(彼の家族はみな 早起きです)
▲ The committee meets at seven this evening.
(委員会は 今夕7時に開かれる)
▲ The committee are discussing the matter.
(委員は その問題を検討中です)
類語; people, audience, class, jury(陪審員)など
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3 独立所有格
所有格がその後ろに名詞を伴わずに、独立して用いられる用法がある。これを独立所有格といいます。▲ She was staying at her aunt's[house].
(彼女は おばのところへ泊まっていた。)
▲ He went to the barber's[shop].
(彼は 床屋へいった)
類語;at the dentist's[office] at a book-seller's[store](本屋で) St.Paul's (セントポール寺院)
4 speak English well = be a good speaker of English
動詞は 行為者を表す名詞を用いることで 過着換えることができる場合がある。▲ She types well. ↑
▲ She is a good typist. (彼女はタイプが上手だ)
▲ He sings very well. ↑
▲ He is a very good singer. (彼はとても歌がうまい)
類語;play baseball well = be a good baseball player
sell books = be a bookseller など
5 attend to ~ = pay attention to ~
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1 that (those)
that(those)は that(those) of ~などの形で 前の文章に概出の名詞の反復を避けるために用いられることがあります。▲ The climate of Okayama is much milder than that of Yamanashi. (岡山の機構は 山梨の気候よりずっと温和です。)
▲ Her eyes were like those of a fox.
(彼女の目は 狐の目のようであった)
2 one
one は 一般の人を表す。また、前出の名詞の代わりに用いることもある。One should obey one's parents.
(人は 親のいうことをよく聞かなければならない)※一般の人=one
主語の one は 同じ文では 同じ人をさすときには one's や oneself でうけるのであり、his や himself に変化させることはできない。
▲ "Do you want an English dictionary?"
"Yes, I want one."
▲ "Do you want the English dictionary?"
"Yes, I want it."
(英語の辞書が欲しいですか? はい 欲しいです)
※ one は 「a + 名詞」 it には「 the + 名詞」に用いる。
3 some と any
some は肯定文に、any 疑問文・否定文・条件文に用いるのが原則とされ some, any には 形容詞としての用法もある。▲ If you have any money, lend me some.
▲ "Do you have any brothers?" "No, I don't have any."
※ 勧誘や強意の肯定のときには 原則とはことなる。
Won't you have some some coffee ? (コーヒーを少し召し上がりませんか)(勧誘)
Take any you like. (どれでも好きなモノをとりなさい)(強意の肯定)
4 other と another
other は 不定あるいは 特定のものを表す。 また the, any などの修飾語をとくことができ、複数形にもなりうる。another は 任意不定の1つを表す。
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5 both と either と neither
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1 定冠詞の意味 用法
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2 不定冠詞の意味 用法
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3 定冠詞と固有名詞
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4 冠詞の省略
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5 冠詞の位置
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